メールに添付したリ、あるいはLINEのようなメッセンジャーアプリで送信したりといった場合、動画容量を小さくする必要があります。
実際、動画を少しでも軽量化したり、圧縮したいといった場面は多々遭遇するのではないでしょうか。
アップロードに時間がかかる、メールの送信容量をオーバーする、クラウドストレージにアップロードしたら容量がなくなってしまったといったケースは少なくないはずです。
そこで今回は、動画変換(コンバーター)によって動画容量をコンパクト化して、利用しやすいサイズにするためのポイントを紹介しましょう。
動画変換(コンバーター)を使って容量を小さくするポイントとは?
動画変換(コンバーター)を使って容量を小さくするポイントは次の3点を押さえることです。
・解像度を低下させる
・ビットレートをコンパクトにさせる
・オーディオをカットする
これら3つの方法について基本的な動画変換(コンバーター)による動画容量の圧縮をそれぞれお伝えします。
可能であれば3つ全てを動画変換(コンバーター)によって操作できるようにするのが望ましいといえるでしょう。
簡単にできる動画変換(コンバーター)を使った動画容量の圧縮
簡単にできる動画変換(コンバーター)の圧縮として「解像度の低下」「ビットレートのコンパクト化」、そしてオーディオのカットが挙げられます。
まず、解像度は画質に関係する数値で、画像の密度を表す数字です。
この数値が高ければ高いほど動画はきれいに見えます。
身近な例ではHDの解像度(1920 × 1080の密度)よりも4Kの解像度(3840 × 2160の密度)の方がきれいに見えるのは解像度の高さによるものです。
解像度を動画変換(コンバーター)で少ないものにすれば簡単に容量が小さくなります。
次にビットレートを小さくするのもポイントです。
これは、「bps(bit per second)」とあらわされるもので、1秒当たりのデータ容量を表す数値です。
映像ビットレートの値の目安は、500kps~70Mbpsで数字を小さくするほど画質が悪くなるものの容量は小さくできます。
3つ目はオーディオトラックの削除です。
もともと動画ファイルは「ビデオ(映像)トラック」だけでなく音声のデータ部分である「オーディオ(音声)トラック」も用意されています。
動画変換(コンバーター)では、このオーディオトラックを削除でき、削除することで音声がなくなるものの動画容量は一気に小さくなります。
音声は不要と判断したら思い切ってカットすることもポイントです。
これらは動画変換(コンバーター)がよく分からなくとも簡単にできる圧縮方法です。
動画の質は落ちるものの扱いやすくなる
今紹介した方法をすべて実践すると画質が粗くなり音声も消えます。
しかし、かなり動画が圧縮されるので扱いやすさが段違いになります。
最低限の動画情報を伝えたい場合は、こういった動画変換(コンバーター)をするのもおすすめです。