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日本の公営競技で唯一オリンピック正式競技となっている競輪
日本の公営競技4種目の中で、唯一オリンピック正式競技となっているのが競輪です。
競輪は、2000年のシドニーオリンピックから正式種目として採用され、日本国内においては公営競技の競輪と区別する際には『ケイリン』とも表記されています。
しかし、この二つの競技は実際には似て非なる部分もあることをご存じでしょうか。
異なる部分も多い『競輪』と『ケイリン』

『競輪』と『ケイリン』で最も異なるのが、ライン戦の有無です。
日本の競輪の場合は、同じ地方支部所属の選手たちが終盤までは協力し合い、隊列を組んで戦うライン戦を行います。
一方でオリンピック競技の競輪の場合は先頭にペースメーカーが走っており、これに対してベストポジションを取り合う完全な個人戦です。
そのため、ライン戦か個人戦かが最も大きな違いとなっています。
それ以外にも、競技場の形状や走路の材質が異なっていたり、自転車の使用機材も異なるなどその違いは様々です。
皆さんも競輪を楽しむ際は、『ケイリン』との違いを意識して観戦すると、より競輪独自の面白さを発見できるのでおすすめです。