ビットコインは仮想通貨(暗号資産)という名称を世に広めた存在で、世界各地で投資の対象ともなっています。
FXは外貨の相場の変動を利用して利益を得るものですが、それが仮想通貨であっても例外ではありません。
ビットコインを利用し、FXの手法を使って利益を得るのが仮想通貨FX(ビットコインFX)で、様々な仮想通貨取引所で取引が出来るようになっています。
ビットコインを利用したFXのため値動きが激しい
ビットコインは価値の変化が激しく、一般的な通貨ではありえない急激な変動があり得るのが特徴です。
例えば、ビットコインの価値を維持し、価値を高めるための半減期という仕組みがあります。
ビットコインは暗号資産という名前がついている通り、暗号を解いた人に報酬として発行される仕組みで、多くのマイナー(採掘者)と呼ばれる人が、高性能のコンピューターを使って日々マイニング(ビットコインの発行)にチャレンジしています。
ビットコインを無限に発行できる仕組みがあれば価値が薄まってしまうため、不定期で報酬を半分にカットするのが半減期です。
半減期が訪れると作業の割に合わないと感じた人が撤退していくため、ビットコインの価値は大きく変動することがあります。
ビットコイン相場が長期的には上昇しているのは、価値を維持するための仕組みが取り入れられているからです。
また、どの国の通貨でもないことから戦争や社会不安が広まったときにお金を逃がす手段としても注目され、非常に価格の上下が激しくなっています。
値動きの激しさをチャンスかリスクかどちらで捉えるかで評価が大きく変わります。
仮想通貨取引所経由でFXと同じ方式で取引が出来る
ビットコインFXは、一般的なFXと同じく、取引所に口座を作って証拠金を入れることで始められます。
ポイントになるのが、仮想通貨取引所に口座を作ってその中でFXを行うことです。
国内・海外でレバレッジの差があるなど、仮想通貨FXを取り巻く状況も一般的なFXと似ています。
売買の仕方や手法もほぼ同じです。
安全性が高いのが国内取引所で、海外取引所は高レバレッジで取引が出来ます。
また、仮想通貨は国によって扱いが異なり、取引所の開始基準や、財産保護の基準が異なることに注意が必要です。
海外大手取引所が破綻した結果ビットコインの価値が下がり、該当取引所に口座を持っていた人はビットコインもお金も引き出せなくなったといったトラブルも起こっています。
日本の取引所は法整備と利用者の保護が進んでいるため、安全性重視で国内取引所を選択する人も珍しくないのです。
ビットコインFXはダイナミックな値動きが特徴
ビットコインFXの値動きは時にダイナミックで、一般的なFXでは考えられないような損益が一瞬で出る場合があります。
人によって好みがはっきりと出る、ハイリスクハイリターンが特徴になっているのです。