
ニコニコ超会議は、一言でいえば「日本最大級のネット文化イベント」です。
動画共有サイト「ニコニコ動画」ではユーザー同士がコメントでリアルタイムに交流できる独自の仕組みが人気ですが、このオンラインの熱量をオフラインでも共有しようという試みが「超会議」の始まりです。
初回は2012年に幕張メッセで開催されました。テーマは「ネットとリアルの融合」で、動画投稿者や生放送配信者によるゲーム実況やコスプレ、音楽ライブ、鉄道模型展示など、多岐にわたるジャンルが取り上げられました。
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この形式が体験型イベントとして成功を収めたのが、ニコニコ超会議の始まりといえるでしょう。
その最大の特徴は「なんでもあり」「来る者拒まず」のような精神です。過去には政党のブースや相撲の土俵まで設けられるなど、多様性と創造性のある独特の雰囲気を生み出しています。
その歴史は10年以上続いていて、今やニコニコ超会議はネットカルチャーの象徴的なイベントとなっています。