無料で使えるオンラインコンバーターは数多く存在し、コンバーターのインストールや、有料ソフトの購入は不要と考える人は珍しくありません。
無料でも多機能のオンラインコンバーターも存在しますが、コンバーターのインストールや、有料ソフトが必要になるのは、スマホで扱えるデータを超える場合になります。
車載動画など長尺の動画編集や、画質にこだわった動画の場合はPCの仕様も視野に、使い方を考える必要があるのです。
スマホは高性能になっているが処理できるデータに限界がある
動画撮影や編集の入り口がスマホになるケースは珍しくなく、そのままスマホだけで動画投稿を行っている人もいます。
一方で、スマホの高性能化が進んだ結果出来ることは増えた一方で、どうしても容量や処理能力の限界、発熱によるバッテリーの劣化など様々な問題が付きまとうことに注意が必要です。
車載カメラで録画したような長時間のデータ処理などは難しく、高画質で時間が長くなるほどスマホで処理できる限界があります。
ある程度のデータ量を超えた場合は、PCで加工や変換を行うのが一般的になっていくのです。
高度な動画編集をしようとするほど作業や処理の時間に差が出てきてしまうため、コンバーター選びも利用する目的に合わせて使い分けるのが基本です。
動画の処理に時間がかかりすぎると感じたら切り替えのタイミング
動画のコンバーターは、処理するデータ量と、PCやスマホの性能で処理速度が変わってきます。
オンラインコンバーターの場合は回線速度や、サーバーの込み具合なども影響するため、動画の処理に時間がかかりすぎると思った時がコンバーターの替え時になります。
オンラインコンバーターは数百MBから、数GBまでが変換の上限であるケースが多く、変換中は常に通信が発生するため注意が必要です。
動画編集の仕事などをする場合は動作が不安定なオンラインコンバーターより、PCにインストールできるコンバーターや動画編集ソフトを使うのが一般的で、作業効率も上がります。
スマホで趣味の動画を投稿する場合も同様で、オンラインコンバーターで不満が出たら、アプリのコンバーターを使う、アプリでも不満が出るようであればPCやタブレットで作業するようにするのがおすすめです。
それでも不満が出るようであれば、今度はPCやスマホ、タブレットのアップグレードを検討することになります。
焦って有料のコンバーターを導入する必要はない
動画編集初心者は、有料のコンバーターの方が便利で使いやすいと考えがちです。
しかし、実際はオンラインコンバーターでも十分な機能があり、他のソフトで補えることも多いのです。
扱う動画の長さや容量によっても違いが出るため、必要性が生じたら、有料コンバーターの導入や機器のアップグレードも視野に入ってきます。