競輪は公営競技の一つであり、20歳以上であれば合法なギャンブルとしてだれでも楽しめるようになっています。
ただし、お金がかかわってくると心配になってくるのが税の問題です。
競輪の勝利金は基本的に課税の対象になりますが、申告不要な場合が多いことがポイントになってきます。
一般的には勝利金が50万円を超えるまでは申告不要
競輪で勝利した場合のお金は税区分上、一時所得になるのが一般的です。
一時所得には50万円までの税控除があり、50万円を超えるまでは特別な申告は不要になります。
多くの人が競輪で勝利しても税金を別に納めなくていいのは、一時所得の枠が大きく設定されているからです。
一方で、競輪予想ソフトなどで定期的、機械的に予想を行っている場合は一時所得ではなく、副業などとみなされ、雑所得に分類されるケースがあります。
税区分が雑所得になると会社勤めの人やパートアルバイトの人は税控除の上限が20万円まで下がるケースが増えます。
ただし、一般的に業務と認められるほど頻繁に車券を購入する人は少数派のため、20万円の上限は例外的な扱いなのがポイントです。
雑所得になる場合は外れ車券を経費として扱っていいかにも違いが出るため、大きく儲けたら税理士や、税務署に相談するのがおすすめになります。
また、他にも副業を行っていて雑所得がある場合は、車券の勝利額が少なくても税申告が必要なケースもあります。
不安な場合は確定申告時期に行われる無料相談で聞くのも方法
一般的に車券の勝利金が50万円を超える場合や、システム的な購入を行っても20万円までは競輪の収入で税申告は不要になります。
他に福収入がある場合や、収入が極端に少ない場合は税控除の枠組みも異なってくるため、不安がある場合は無料の税相談ができる場で聞いてしまうのも方法です。
毎年確定申告の3月15日が近づくと、無料の税相談会が各地で行われます。
無料で税について相談することが可能なため、税理士に車券以外の収入や、税控除の仕組みについて聞いてしまえば安心できます。
システム的に車券を購入している場合は外れ車券が費用として認められ、申告が必要な金額が変わってくるケースもあるため、当たり外れの記録をしておくことも大切になってきます。
税務署でも税の無料相談が可能なため、数十万単位の大きな当りが出た時に相談してしまう人もいるほどです。
税申告が必要かは購入方法や人によって異なるのがポイント
車券の税申告は、基本的に数十万円単位で儲けなければ不要となります。
ただし、一般的には50万円を超えた場合、予想システムなどを利用して購入を続けた場合は20万円を超えた場合に税申告が必要になります。
無料の税相談ができる場は意外と多いため、気になる場合は申告が必要か確認するのがおすすめです。
